- DrugFree Japan
ついに日本上陸!大成功をおさめる薬物リハビリ施設「ナルコノン Narconon」がオープン!!
さて、今回はとてもうれしいビッグニュースをお知らせします!
その前に、突然ですが、今日本で毎年何人くらいの人が覚醒剤で検挙されているかご存知でしょうか?
100人?1000人?1万人?
答えは、、、、
1万人です。
日本での全部の薬物事犯の検挙者数のうち、およそ7割~8割は覚醒剤事犯で、さらにそのうち7割近くは再犯なのです。
(出典:警察庁「令和2年における組織犯罪の情勢 第2章:薬物情勢」【確定値】)
つまり、再犯率を減らせば、薬物乱用はかなり減るということが分かっています。
日本には数多くのリハビリ施設が存在し、それぞれ成果を上げていらっしゃいますが、そのような中、世界的に大成功を収めているといわれるリハビリプログラムが、日本についに上陸しました!
その名も「ナルコノン Narconon」。
ナルコノンとは「Narco = 麻薬」+「Non=なし」という意味だそうで、教育者・人道主義者としても有名な米国のL.ロン・ハバード氏による薬物調査に基づいたリハビリプログラムです。
既に世界39カ所にプログラムを実践する施設が存在し、4万人以上が卒業して薬物のない人生を送っているとのこと。
一般的なリハビリ施設の回復率が2~3割と言われる中、このナルコノンは驚異的ともいえる成功率をおさめています。
詳細はこちら↓↓
https://narcononjapan.or.jp/column/25/
そしてそのプログラムを実践する日本の施設は、千葉県にあります。

写真提供:一般社団法人ナルコノンジャパン
こんな素敵なログハウスが敷地内にいくつかあり、そこでナルコノンのプログラムを「生徒」さんたちが実践してきます。
(ちなみに、ナルコノンの入所される方は「生徒」と呼ばれ、プログラムを終了すると「卒業生」となるそうです。スタッフと生徒たちは施設内の様々な仕事、掃除なども一緒にすることがあり、文字通り「ファミリー」のようになるとのことです。)
先日私自身も実際に見学させていただきましたが、自然の多い山の中、薬物のない人生を取り戻すプログラムに集中しやすい、素晴らしい環境のようにうかがえました。
既に日本人でもヨーロッパのナルコノンを卒業された方が複数いらっしゃるようで、その貴重な喜びの声もYouTubeで見られます。
※リハビリプログラムのステップの名前が出てくるので、「プログラム概要」をお読みになってからのご視聴をおすすめします。
卒業生の喜びの声↓
https://narcononjapan.or.jp/category/success/
プログラム概要↓
https://narcononjapan.or.jp/program/
ここの代表理事である神野さんは、元々薬学を学び大手製薬会社の営業さんとして従事されていました。ただ、友人がうつ病になったり大麻が止められないという相談を受ける中、薬物摂取を止めるための効果的な方法をずっと模索しており、ナルコノンというプログラムがあることを2009年に知り、 日本に作ることを決意されたとのことです。作ると決めたものの、場所探しやスタッフの海外研修など準備に数年間を費やし、ついにオープン!

一般社団法人ナルコノンジャパンの代表理事 神野正啓氏
海外研修から帰ってきたスタッフの方々も、タフでプロフェッショナルであるばかりでなく、明るく前向きで心が温かい方ばかりです!

ナルコノンジャパンのスタッフの方々。厳しいトレーニングを海外で完了し、輝いています!
(ちなみに後ろの建物は、宿泊施設と食堂です。食堂も山の中の素敵なレストラン風です。)
当協会は薬物の真実を伝えることで予防としての教育を目的としていますが、再犯率を減らす=防止策にもなることから、非常に重要だと考えています
もともと、当協会の講演内容自体も、初期のナルコノン施設内で入所者に対して行われていた講演を基にしています。
オープンしたてなので、まだ入所希望者は広く受け入れているとのこと。
薬物に一度手を染めてしまった方も、ここを卒業して人生のセカンドチャンスをつかむ、そのような方が増えていくことを心から願っています!
ナルコノンについてのさらなる詳細はこちらをご覧下さい。